三島市 駅南口広場再整備の計画案公表
2024/2/29 静岡
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三島駅南口広場完成イメージ
三島市は、三島駅南口広場の再整備事業で、整備計画案をとりまとめた。現在、パブリックコメントを実施しており、2024年度に詳細設計、25〜27年度の3カ年で施工する考えだ。
市では21年に広場の課題に関するアンケートを実施。ムクドリ対策や歩行空間の確保、待合空間や通路に連続した屋根の設置、バスロータリーの段差解消などが市民の要望として挙がっていた。
公表した整備計画案によると、基本レイアウトとして▽東西ロータリーの機能を入れ替え、バス出入口を一つにまとめた上で信号機による制御に変更▽広場中心部の歩道を広げ、歩行者の交流・憩いの場を4カ所設置▽一般車とタクシー走行レーンを分離し、それぞれの降り場を整備―などとしている。
歩行空間に関しては、雨天時に濡れずに移動できるよう、ユニバーサルデザインの観点で連続した屋根を設置する。屋根は「雲」をモチーフとしたデザインとし、透水性舗装部分には視覚障がい者誘導用ブロックを整備する。
また、ムクドリ対策として、現在の高木はあらゆる気象条件や害虫に強い中低木に変更する。この他、老朽化している現在のせせらぎ水路は、水を流さず、舗装や照明による演出に変更。舗装のデザインは、足下の水脈の存在を感じさせるものとする方針だ。
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