上下分離方式など採用/のと里山海道の復旧作業続く
2024/3/4
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建設会社による復旧作業=のと里山海道
能登半島の大動脈である「のと里山海道」は、地震発生直後から建設業界による懸命な復旧作業が続けられている。15日に緊急車両が通行可能となった横田IC〜越の原IC間では、穴水方面に向かうと大規模な崩落など被災の激しい爪痕も残っている。
20日に初会合が開かれた北陸地方整備局と石川県土木部の「令和6年能登半島地震道路復旧技術検討委員会」(委員長・川村國夫金沢工業大学教授)によると、被災個所は能越自動車道・のと里山海道(直轄権限代行区間)が178カ所、国道249号が231カ所に上り、能越自動車道、のと里山海道の被災個所の分類については、▽斜面崩壊5▽切土10▽盛土34▽橋梁13▽路面116―。
横田IC〜越の原IC間では、珠洲や輪島市といった奥能登の被災に向かう車線を先行し、上下分離方式などで復旧しているため、金沢方面の車線は場所によって、大規模な崩落現場がそのままで転落した自動車が残っている個所もある。まだまだ被災の爪痕が痛々しく、復旧工事の際のアスファルト片もあちこちで積み上げられている。
今後の復旧復興に向けて、能登の生命線である、のと里山海道の一日も早い全面復旧が待たれている。
(地方建設専門紙の会・北陸工業新聞社)
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