川崎新アリーナ 延べ5・7万uに
2024/3/26 神奈川
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完成イメージ。アリーナの他、ホテルや温浴施設も整備する
【川崎】ディー・エヌ・エー(東京都渋谷区渋谷2ノ24ノ12)と京浜急行電鉄(横浜市西区高島1ノ2ノ8)は、京急川崎駅隣接地で新築する複合エンターテインメント施設「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」について、延べ床面積を約5万7000平方bとする計画を明らかにした。最大で1万5000人を収容できるメインアリーナ、約150室のホテルなどを設置する。2024年中に設計をまとめ、施工者を選定した上で25年に着工。28年10月の開業を目指す。
「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」の建設地は川崎市川崎区駅前本町25ノ4他の敷地1万3640平方b。賃借する予定の現「KANTOモータースクール川崎校」の敷地と、京浜急行電鉄が所有する旧「KDX川崎駅前本町ビル」の敷地を一体的に整備する。施設は高さ50bのアリーナ棟と高さ80bの商業棟で構成する。
アリーナ棟には最大約1万5000人収容のメインアリーナを整備する。客席とステージ部分の延べ床面積は約8500平方b。吹き抜け部分も含めると延べ3万平方bを超える。ディー・エヌ・エー傘下のプロバスケットボールクラブ「川崎ブレイブサンダース」が28―29のシーズンからホームアリーナとして使用。コンサートや展示会の開催も想定する。
鉄骨造17階建ての商業棟には、1〜3階に最大2000人収容のサブアリーナを設置する。3〜6階の延べ5400平方bには店舗を配置。7〜8階は24時間営業の温浴施設となる。延べ床面積は約2500平方b。年間客数は12万人と推定している。
10〜17階には約150室のホテルを整備する。延べ床面積は約1万平方b。レストランやカフェ、ラウンジなどを併設する。
この他、隣接する830平方bの敷地では鉄骨造3階建て延べ1290平方bの商業施設を建設する。
道路関連では、敷地に接する駅前本町1号線で、幅員を現状の5・5bから9bに拡幅。770平方bの歩行者デッキなども整備する。
設計は久米設計(東京都江東区)が担当。設計チームには、1987年に米国で設立し、全世界に拠点を持つオーバーランド・パートナーズと、モロークスノキ設計(フランス)が参画している。
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