砥部町の砥部分校寮新築は二神組JVが落札
2024/4/30 四国
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教育寮(仮称)完成イメージ図(提供/砥部町)
【砥部】砥部町が手続きを進めていた松山南高校砥部分校の学生寮(仮称・教育寮)新築工事の一般競争入札は、7億3200万円で二神組・小泉組JVが落札した。入札には3JVが応札し予定価格は7億4000万円だった。
規模は鉄骨造2階建て延べ1527平方b。45の個室からなる宿舎をはじめ、食堂・多目的ホールで構成する。建設地は五本松2ノ1の県窯業技術試験場の跡地2049平方bで、駐車場(7台)、駐輪場(10台)も整備する。設計は新企画設計(松山市)が担当した。
松山南高校砥部分校は、25年度から現在の1学級40人から2学級80人に増員し、ゲームクリエーションコースを新設する。学生寮はこれら増員に対して県内外の通学困難者への受け入れ態勢を整えるため新設する。
建設に当たっては、ふるさと納税の仕組みを利用したガバメントクラウドファンディング(GCF)で目標額3000万円の寄付を充てるため協力を呼び掛けている。今後は6月30日までGCF募集を続けるとともに、契約手続きを議会に諮り、2025年3月の完成を目指す考え。GCFは「ふるさとチョイス」の専用サイトや町地域振興課で受け付けている。
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