火災時の初期対応が迅速に 能美防災
2018/12/18
能美防災(東京都千代田区)は3日、重要伝統的建造物群保存地区などの火災被害を最小限に抑えるための情報ネットワークシステム「地域防災情報ネットワークシステム」を発売した。火災情報の受信者が即座に現場に駆け付け、初期消火や避難誘導などを迅速に行えるという。
同システムは、無線式連動型住宅用火災報知器などからの火災情報を、独自の無線通信ネットワークとインターネット上のクラウドサーバーを経由して近隣住民や施設関係者にメールで通知し、火災時の初期対応に迅速に対応できる。システムの主な構成機器は電池で駆動・バックアップするため、災害時の突然の停電でも情報を伝達できる。また、機器間の通信を無線で行うため、配線工事がほとんどなく、設置が簡単で新たなサーバーの導入が不要。
問い合わせ先は電話03(3265)0230。
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