電力売買サービス「スマートハイムでんき」
2019/4/16
積水化学工業(東京都港区)は15日、FIT(固定価格買取制度)の期間終了後も、住宅用太陽光発電の余剰電力を買い取る新サービス「スマートハイムでんき」を開始すると発表した。
同サービスは、同社がセキスイハイムのブランドで建築した太陽光発電設備と蓄電池を備えた住宅の余剰電力を買い取り、他のセキスイハイム住宅のオーナーに電力を販売する他、同社グループの工場や事業所を稼働する電力に充てる。
同社のPV住宅販売数は2018年累積で20万棟。19年に期間が満了となる住宅は全国で約54万棟、そのうち約6万棟がセキスイハイムに当たり、その後も年間で1万棟以上が順次満了するという。
電力1㌗時の買い取り価格(予定)は、ソーラーと蓄電池付きで12円、ソーラーのみで9円。7月に販売価格を公表した後、9月に東京電力と中部電力のエリアのサービスを先行して開始。11月から全国に拡大する。
また、将来的に独自のシステムを開発し、PVの余剰電力だけでなく、各住宅の蓄電池にためたPV発電電力を買い取り、その電力をまとめるバーチャルパワープラント(VPP)の実用化に向けた開発を進めている。
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