村上周三氏（慶應義塾大学大学院教授）「欠かせぬライフスタイル・社会システムの変革」
2008/3/26
―温室効果ガス（ＣＯ２）排出の現状はどうなっていますか。
産業部門、運輸部門などに比べ、民生部門の伸びが際だっている。原子力発電所の稼働停止という要因が絡んでいるが、これを除いても、住宅は核家族化が進んで世帯数が増加しており、オフィスの床面積は広がるいっぽう。国民のライフスタイル、ビジネススタイルに直結している問題だから、なかなか対策がはかどらないのが実情だ。
このコンテンツの続きをお読みいただくためには、会員登録かログインが必要です。