建通新聞社

2008/6/10 四国 1面掲載記事より

　日本の自動車保有台数が史上初めて減少に転じた。第一の要因は若者の車離れ。金の投資対象を「車」とした２０代男性は、１９９６年には３割を超えていたが、最近では２割にも満たないという▼生活費や維持費の高騰、賃金の低下は、自立生活を始めたばかりの若年層に「車はステータスではなく、移動手段の一つ」という価値観の変化をもたらした。