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建通手帳(4月19日)

2011/4/19 中部版 1面掲載記事より

 「世の中に/絶えて桜の/なかりせば/春の心は/のどけからまし」とは、伊勢物語に出てくる在原業平の句である。はかなく散りゆく桜を見ながら、切なさと悲しみに浸る心が表れている▼いにしえより「桜」は、日本人の心を魅了してやまない。

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