建通新聞社

2011/10/14 静岡版 2面掲載記事より

　６日に開かれた静岡県議会９月定例会の建設常任委員会では、安間英雄氏（自民改革会議）や多家一彦氏（同）、石橋康弘氏（同）、大池幸男氏（民主党・ふじのくに県議団）らが県交通基盤部の事業について質問した。低価格入札の案件で、保険加入や賃金など労働条件の審査に社会保険労務士の活用を求める意見に対し、県側は、調査制度の強化などで低入札が減少傾向にあると説明する一方、「社会保険労務士の活用について、他県や国の取り組みを調べ、静岡県での適用が可能か検討したい」と答えた。