ダム再生 5事業の新規事業化へ
2019/7/26
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国土交通省は、2020年度予算の新規事業採択時評価の対象として、既設ダムを有効活用するダム再生事業5件を選んだ。「九頭竜川上流ダム再生事業」(福井県大野市)など3件のダム再生事業で実施計画調査に着手するとした他、19年度中に実施計画調査を終える「藤原・奈良俣再編ダム再生事業」(群馬県みなかみ町)と「大町ダム等再編事業」(長野県大町市)の建設段階への移行も目指す。
放流設備の増設、容量振り替え、下流移設などにより、既設ダムの治水機能を増強する。新たに実施計画調査に着手する3件は、九頭竜川上流ダム再生事業が全体事業費310億円、旭川中上流ダム再生事業(岡山市、岡山県真庭市)が同450億円、小見野々ダム再生事業が同500億円を予定している。
建設段階に移行する大町ダム等再編事業は、高瀬ダム・七倉ダム・大町ダムの容量振り替えにより、治水機能を増強。全体事業費は360億円となる。藤原・奈良俣再編ダム再生事業も、藤原ダムと奈良俣ダムの容量振り替えで治水機能を高める。建設段階への移行後、奈良俣ダムは水資源機構で事業を実施する。全体事業費は17億円。
今後、地方負担を求める都道府県や学識経験者の意見を聞き、20年度当初予算案の概算要求に関連経費を盛り込む。
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