北区 飛鳥中学校再整備の基本計画まとまる
2019/11/29 東京
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再整備後の学校イメージ
北区は、飛鳥中学校の校舎再整備について整備プランなどを盛り込んだ基本計画を策定した。校舎は基礎と躯体を残して内外装や設備を更新するとともに、校庭を人工芝化するなど学校全体を全面改修する。現在は桂設計(新宿区)が設計を進めており、2021年5月までに設計を完了し、21年9月〜22年2月まで工事を実施する。
飛鳥中の現校舎・屋内運動場の規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ6040平方b。敷地面積は9885平方b。
工事では、建物全体の耐震補強とクラック補修を実施し、防災性を向上させる。建物外部は、屋上でコンクリート撤去による防水工事、フェンス改修を行う他、外壁の防水塗装、受水槽の改修、防災・消防設備の改修、プールの全体改修も実施する。また、非常用発電機の設置やかまどベンチ、マンホールトイレなどを新設する。
建物内部では、教室レイアウトの変更に伴う建築工事全般の他、設備の全面更新、エレベーター」や誰でもトイレの新設を実施。屋内体育館や武道場には空調を整備する。
グラウンドは砂塵軽減と利用率向上を目的として人工芝に変更する。また、防球ネットを新たに設置する。
この他、改修に合わせて中学校の歴史を展示するスペースや生徒の交流スペース、敷地に眠る貝塚遺跡を紹介したギャラリーなど、学校の特徴を生かした整備を行う。
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