安城市 北部学校給食施設整備事業
2019/12/3 中部
いいね | ツイート | |||
0 |
移転新築する北部調理場
安城市は、北部学校給食施設(北部調理場)整備事業費を30億4800万円とし、市議会12月定例会に継続費として上程した。年割額は2019年度が12億1920万円、20年度が18億2880万円。一方、8億6400万円を限度額とする厨房設備整備事業では債務負担行為を設定する。
市は、19年度中に施工者を決定するため、20年3月に開かれる市議会定例会の承認案件として入札手続きを進める方針でいる。20年度早期に着工し、同年度内の完成を目指す。
計画によると、施設規模は鉄骨造2階建て延べ約6000平方b。ドライシステムを採用した1日1万食対応の調理施設で、CASBEEあいちのランク「B+」を基本としている。
実施設計は丹羽英二建築事務所(名古屋市中区)が担当。
市では現在、北部や南部、中部調理場で、小中学校と保育園の給食を実施している。近年の児童、生徒、園児の増加で、調理能力が限界となっている中、北部調理場が1987年に開設した施設で老朽化していることから、衛生管理を重視したドライシステムを採用した調理場として移転新築することになった。移転後の跡地利用は今のところ未定としている。移転先は、新田町吉池地内の約9700平方bの敷地。
この年の安城市の発注予定案件 | この年の安城市予算情報 |
特集コーナー
このコーナーでは、入札情報関連の話題や建設業界注目の情報、工事ニュースなどを取り上げます。