富士山麓フロンティアパーク 1区画分譲
2019/12/6 静岡
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静岡県企業局が小山町で進めている「富士山麓フロンティアパーク 小山(小山湯船原工業団地)」で、11月の区画7−2に続いて、区画2−2(1万9279平方b)の分譲が決まった。東海ホールディングス(愛知県刈谷市司町6ノ73、杉浦暢裕代表取締役)が土地を購入し、玉子焼き製造工場の新設を計画している。
12月5日、東海ホールディングス代表取締役の杉浦氏、県企業局の松下育蔵局長、小山町の池谷晴一町長らが出席し、県庁の企業局長室で土地の売買契約を締結した。
東海ホールディングスは、愛知県を中心に、エネルギー、建築、不動産、食品事業などを展開する東海スマート企業グループ内の企業。
小山町の工業団地では、大手回転寿司チェーンの関東・東北向け鶏卵加工食品の製造拠点として新工場を建設する計画。投資予定額は、土地約5億4430万円、建物4億円などの計約12億4430万円。
杉浦氏は、「愛知県外への進出は初めて」として、立地について新東名などアクセスの充実などを挙げた。新工場建設計画については2021年秋(10月ごろ)の稼働を目指して、「現在、簡単なプランニングを行っている段階で、20年早々には建物の規模などを固め、春には工事着手して、21年夏前の完成をめどとしている。建設については入札的なものも考えていかなくてはいけない」とした。また、2期工事、3期工事に拡張できるようなかたちで設計を行っていることも示した。
松下局長は、「東日本の拠点としてさらに発展していくことができるように応援していきたい」と期待を表した。
同工業団地への進出企業は東海ホールディングスを含めて県外企業7社(海外企業2社含む)となり、このうち6社が静岡県内初進出。また、残る3区画についても区画2−3が物流業、区画4が食料品製造、区画5が食料品製造、物流業の企業と商談中となっている。
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