浜松市 新清掃工場付加価値事業を2〜3月
2020/1/20 静岡
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新清掃工場・新破砕処理工場完成イメージ
浜松市は、整備を進めている新清掃工場=写真=(天竜区青谷)で発生する余熱などを利用した付加価値事業について、2月下旬から3月上旬に事業者を公募する。2019年9月に実施したサウンディング調査(結果は非公表)で、市が想定する業種(農業または水産業)に対し前向きな事業者が多かったことを受け、当初のスケジュール通り公募する。
付加価値事業について市は、発生する余熱エネルギー(電気、蒸気)と施設更新用地を有効活用し、新産業や雇用面などで中山間地と市域を活性化する事業を求める方針。具体的には、多様な人材が働きやすい環境を整え地域の雇用を創出する事業や付加価値の創出・販路の拡大を目指した事業、先端技術や高度な栽培・養殖技術の活用により生産性を高めた事業など。
事業方式は土地の有償貸与(電気、蒸気は事業者の希望があれば有償で提供)で、事業形態は民間の独立採算型。事業期間は、新清掃工場供用開始予定の24年4月から44年4月までの20カ年。利用可能な敷地面積は1〜1・3f。総合評価落札方式で提案内容と価格を総合的に評価し、20年度中に事業者を決める予定。
新清掃工場は日鉄エンジニアリング(東京都品川区)を代表企業とするグループが整備を進めている。事業方式は、施設の設計・建設と運営を一括して担い所有権は施設竣工後に市に引き渡すBTO方式。事業期間は44年3月31日まで。
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