大阪空港改修 7月にグランドオープン
2020/1/27 大阪
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ウオークスルー型商業エリアの物販ゾーンのイメージ
関西エアポートは、「大阪国際空港ターミナル改修プロジェクト」として進めている南北出発エリアのリニューアル工事を6月末までにほぼ終え、7月にグランドオープンすると発表した。会見した北山博・常務執行役員伊丹空港本部長は「ワクワクする空港に生まれ変わる」と自信を見せた。同プロジェクトはグランドオープン後も予定している工事があり、ターミナルビルから航空機に搭乗する直前までに桟橋のように伸びる「フィンガー」施設の耐震化・耐火被覆工事を2020年中に発注、22年4月までに完成させる計画だ。
リニューアル工事はこれまで、18年4月の中央エリア(到着口の集約、商業エリアの全面改装)や屋上エリア(展望デッキの滑走路側への増床など)をはじめ、19年4月の北立体駐車場、同年10〜11月の北・南ターミナルの新保安検査場などを先行オープンしてきた。
今後は3月に南ターミナルのムービングウオークの大幅増設に続き、北・南ターミナルのウオークスルー型商業エリアを新設し、7月にグランドオープンする。物販ゾーンは南に9店舗、北に7店舗、飲食ゾーンは南に8店舗、北に7店舗、保安検査前にも南に1店舗、北に4店舗が出店する。36店舗のうち29店舗が新規出店となる。
グランドオープンの時期は、東京オリンピック・パラリンピックの開催までを意識する。開催期間中の空港利用増を考慮し、グランドオープン後に継続するリニューアル工事はオリパラ閉幕以降に行う。工事対象のフィンガー施設は北ターミナルと南ターミナルそれぞれ2基ずつとなる。
フィンガー施設を含めたリニューアル工事全体の設計は安井建築設計事務所、グランドオープンまでの工事は大林組が担当。
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