京都競馬場スタンド工区を598億で大林組
2020/2/3 大阪版 掲載記事より
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【京都】日本中央競馬会(JRA)は、WTO対象案件となる京都競馬場整備工事(スタンド工区)の一般競争入札を実施し(1月31日開札)、598億円で大林組大阪本店が落札した。入札にはこの他に竹中工務店京都支店が参加した。
スタンドは、1980年竣工のグランドスワンと99年竣工のビッグスワンで構成。老朽化が進むグランドスワンは、鉄骨造6階建て延べ約6万1000平方bに建て替える。7階建て延べ約5万2000平方bのビッグスワンは、設備や内装の全面的改修を行う計画。スタンド工事の設計は安井建築設計事務所が担当した。
JRAは京都競馬場開設100周年の記念事業の一環としてスタンド改築や厩舎、馬場などを含めた一体的整備工事を行う。工期は2020年2月10日〜24年3月8日。
同事業では、スタンド工区の他に厩舎工事や馬場工事も計画している。工事に伴い京都競馬は20年11月から23年3月まで開催休止する。
所在地は京都市伏見区葭島渡場島町32。
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