4月建機出荷 コロナの影響で輸出が大幅減
2020/5/29
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日本建設機械工業会(小川啓之会長)は、2020年4月の建設機械出荷金額統計をまとめた。国内外を合わせた出荷金額は1504億円(前年同月比30・8%減)と9カ月連続で前年を下回った。
このうち、輸出は918億円(42・2%減)と9カ月連続で減少。新型コロナウイルス感染症の拡大による世界各国の経済活動停滞が響いた。機種別に見ると、構成比率の高い油圧ショベルが342億円(50・9%減)、ミニショベルが167億円(24・7%減)、トラクタが91億円(43・3%減)、建設用クレーンが49億円(38・3%減)。地域別では、9地域が全てマイナスとなった。
一方、国内需要は586億円(0・4%増)で3カ月連続の増加。機種別に見ると、トラクタが60億円(0・3%増)、油圧ショベルが173億円(7・6%増)、ミニショベルが52億円(2・2%増)、道路機械が22億円(30%増)、コンクリート機械が13億円(16・3%増)で、これら5機種と補給部品の増加が押し上げ要因となった。
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