CCUS推奨モデル 初めての試行要望
2020/6/26
いいね | ツイート | |||
0 |
国土交通省は、関東地方整備局管内でC等級向けに発注する直轄工事で、「建設キャリアアップシステム(CCUS)活用推奨モデル工事」を試行する。6月25日、群馬県建設業協会(群建協)の青柳剛会長が関東地整の石原康弘局長にモデル工事の試行を要望。石原局長は、群馬県内で発注するC等級工事でモデル工事を試行すると応じた。
国交省は、2020年度からWTO対象の一般土木工事を対象とした「CCUS義務化モデル工事」を試行する。義務化モデル工事の受注者は、▽平均登録事業者率90%▽平均登録技能者率80%▽平均就業履歴蓄積率50%―を上回ると工事成績の加点されるが、いずれかの項目で基準を20ポイント以上下回ると、工事成績を減点する。
一方、推奨モデル工事は、都道府県の建設業協会から要望があった場合に限り、地整がWTO対象の一般土木工事以外で試行する。群建協は、都道府県協会として初めて地整に要望。関東地整はこの要望を受け、早ければ20年度にも群馬県内でC等級向けに発注する工事で推奨モデル工事を試行する。
推奨モデル工事では、義務化モデル工事と同じ平均登録事業者率など三つの基準をクリアすると工事成績を加点するが、基準を下回っても減点はせず、未達成項目や改善策などの報告・公表にとどめる。
この年の国土交通省の発注予定案件 | この年の国土交通省予算情報 |
国土交通省の公共事業ニュース
国土交通省の行政・建設経済ニュース
国土交通省の民間事業ニュース
|
国土交通省の入札公示情報
国土交通省の入札結果情報
|
特集コーナー
このコーナーでは、入札情報関連の話題や建設業界注目の情報、工事ニュースなどを取り上げます。