監理課長会議　全都道府県と申し合わせ｜建設ニュース　入札情報、落札情報、建設会社の情報は建通新聞社

監理課長会議　全都道府県と申し合わせ

2020/8/27

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国土交通省は、都道府県の入札契約担当課長らを集めた２０２０年度上半期ブロック監理課長等会議の全日程を終え、全ての都道府県と連携して施工時期の平準化などに取り組むことを申し合わせた。施工時期の平準化の他、建設業の働き方改革、建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）の普及促進などに国・都道府県が一致して取り組む。
　20年７月豪雨での被災を受けて開催を遅らせていた九州・沖縄ブロックの会議を８月26日に開き、全８ブロックの日程を終了した。監理課長等会議では、参加する国・都道府県が連携して入札契約制度を改善するための申し合わせを毎回行っており、今回も全都道府県が制度改善に取り組むことを申し合わせた。
　具体的には、▽施工時期の平準化のさらなる推進▽適切なタンピング対策の実施と建設業の働き方改革▽円滑な施工確保と災害対応▽建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）の利用促進▽都道府県公契連との連携―を進めることで合意。
　このうちＣＣＵＳについては、公共工事で活用したインセンティブを受注者に与えることを積極的に検討。新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた入札不調・不落対策も実施する。
　都道府県単位で設置されている「都道府県公共工事契約業務連絡協議会」（都道府県公契連）を通じ、施工時期の平準化やダンピング対策が進んでいない市区町村に対しても、改善を求めるとした。

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