静岡市、駿府城公園天守台野外展示基本設計を公募型プロポで公告
2020/9/14 静岡
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天守台跡地一帯の写真
静岡市は、駿府城公園天守台野外展示基本設計に公募型プロポーザル方式を適用、12日に公告した。9月18日に現場説明会、10月9日まで参加申請書、同16日まで企画提案書を受け付ける。
書類選考の1次選考を経て2次選考として10月28日にヒアリングを行い、10月末から11月上旬に1社を特定する。また、現場説明会に先立ち、9月25日まで質問を受け付ける。履行期限は21年3月30日。上限額は1900万円。
参加資格は、2010年4月1日以降に国指定史跡において公園整備事業(遺構の保存・活用)の設計業務の完了実績を有し、同業務の担当技術者を当該業務の総括責任者として配置できることが条件。
企画提案書は、@発掘された本物の石垣を生かした整備方法A天守台跡地の遺構をまちづくりや観光などに効果的に活用するための方法B天守台跡の遺構と関連施設等の連携方法―をテーマとする提案を求めている。
市が計画している駿府城公園天守台野外展示整備は、石垣保存など遺産の保全と展示の両立を図る公園整備。12bの高さまで積まれていたとみられる石垣は、現在最大で高さ5bの石垣が残っており、保存と展示の両立を目指す。
市がまとめた整備案では、現在の「発掘情報館 きゃっしる」(簡易施設)を、発掘調査による出土品を展示する資料館を併設した施設に建て替え、かつて本丸に渡る橋が存在した地点に、橋をモニュメント的に復元する。さらに、堀底の一部に平場を設置し、石垣を眺め上げられるようなユニークベニューとする。
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