地頭方幼稚園 統合・建て替え前提に民営化
2020/11/12 静岡
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【牧之原】牧之原市内にある唯一の公立幼稚園・地頭方幼稚園について、地頭方保育園と統合し、建て替えを前提にした民営化計画が浮上している。地区の児童数が適正なクラス規模となる場合、統合。統合時点での民営化の方法を牧之原市は検証と再検討をするが、2020年度を基準に3年連続で地区のゼロ歳児が24人以下となった翌々年に統合し、こども園化する予定。
市が進める公立保育園民営化方針の一つ。現時点では、統合後のこども園は市が設立する「社会福祉事業団等」へ移管する計画。
地頭方幼稚園は、1981年度に建築した鉄筋コンクリート造平屋590平方bの規模の園舎がある。定員75人だが、2019年3月時点での入所率は42・7%。所在地は牧之原市地頭方281。
地頭方保育園の園舎規模は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ751平方b。1978年度に建築、2010年度に耐震工事を実施した。90人の定員、入所率101・1%。所在地は牧之原市静波991ノ1。
相良こども園も適正配置検討
現在、牧之原市内に公立こども園は、相良こども園がある。同園も、地区の人口動態や利用状況、近隣施設を踏まえ適正配置を検討する。園舎の規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ953平方b、1977年度に建築、2009年度に耐震工事を実施した。定員93人、入所率69・9%。所在地は牧之原市相良249ノ2。
*「社会福祉事業団」とは 保育園民営化に当たり、運営法人変更による保育環境への影響を考慮。質を確保しつつ、保育環境の維持・向上が可能な「市が設立する社会福祉事業団」へ移管を基本とし、設立目標は20年度中としている。
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