名古屋市 ラウンドアバウトを本格設置へ
2021/1/20 中部
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試行運用のラウンドアバウト
名古屋市緑政土木局は、試行運用しているラウンドアバウトについて、本格設置に向けた詳細設計を2021年度に委託する考えだ。交差点改良工事は22年度に発注する見通し。同局ではラウンドアバウトについて、試行運用の結果を取りまとめた上で、今後の交通安全対策で実施メニューの一つに加えていくとしている。
現在試行運用しているのは大津通県庁前交差点の一つ西側の交差点。詳細設計は、同交差点を対象に実施する。試行運用の結果を踏まえて、中央島の大きさなどを決めるとする。本格設置となるため、ラウンドアバウトの他、交差点部全体の舗装打ち換えなどを含めた改良を実施する考え。
試行運用によるアンケートは、設置(運用開始は20年9月23日午前7時)した直後と、設置後3カ月経過時にそれぞれ実施。3カ月経過時のアンケート結果は取りまとめ中としているが、設置した直後のアンケートでは、安全になったとの声があったという。
21年度予算要求に対する財政局査定では、設計などの経費として800万円を査定している。
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