相模原市 境川第28BP雨水幹線現場公開
2021/2/12 神奈川
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相模原市は2月10日、2017〜21年度の継続事業として進めている「公共下水道境川第28バイパス等雨水幹線整備工事」の工事現場を公開した=写真。施工は西松建設(東京都港区)。
境川第28バイパス雨水幹線の管径は3250_、延長は約2790b(泥土圧式シールド工2730b、ボックスカルバート60b)。18年3月に設計・施工一括で契約、契約額(当初)は43億7400万円。
同工事は19年11月にシールド掘削を開始。道路線形に起因する急曲線施工や大口径水道管との交差・近接施工、鉄道軌道との交差など、難しい施工条件があったが、今年1月に到達立て坑にシールドマシンが到達した。今後は22年3月までの工期で、シールドマシンの解体や特殊マンホールの整備などを行う。
現場説明会で、下水道整備課の水内智課長は「市緊急雨水対策事業実施計画の浸水被害対策に基づき、大野南地区などの浸水被害の抜本的な解消を図るため、同バイパスの整備を進めている」とあいさつ、雨水整備班の市川栄担当課長が工事概要や整備効果などを説明した。
続いて、西松建設の工事現場事務所・野村克彦所長がシールドマシンで掘削したトンネル内部を案内、「急曲線施工など難しい箇所もあった。残りの工期が約1年あるが、無事故・無災害で進めたい。この雨水幹線が完成し、地域の浸水被害対策に役立ってもらいたい」と述べた。
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