福島県沖地震「インフラ被害は限定的」
2021/2/22
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足立敏之参院議員は建設専門紙の取材に対し、2月13日に発生した福島県沖地震のインフラ被害について「東日本大震災以降の耐震対策が効果を発揮し、被害を最小限に抑えることができた」と評価した。東北新幹線は耐震対策を実施していなかった電化柱20本の倒壊により、一部区間の運転を見合わせたが、「対策を完了していた電化柱や高架橋に被害はない。しっかりと対策を講じれば被害は軽減できる」と耐震化の重要性を改めて訴えた。
東日本大震災で電化柱約810本(うち、本震約540本)が損傷を受けたことを教訓として、JR東日本は昨年12月までに約2200カ所の耐震対策を完了。福島県沖地震で対策が完了した電化柱に被害はなかった。同様に耐震化を進めてきた鉄道高架橋には被害はなく、足立議員は「しっかりと対策を講じれば被害は軽減できる」と東日本大震災後の対策を評価した。
土砂崩れで一時通行止めとなった常磐道(相馬〜新地IC間)については「暫定2車線を4車線にしていれば通行止めは起きなかった」と述べ、早期に4車線化を実現する必要性も強調した。
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