i−Con 21年度の基準要領制定
2021/3/26
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国土交通省は、2021年度から適用するICT施工やBIM/CIMの基準・要領を公表した。ICT施工では「ICT構造物工(橋脚・橋台)」を試行するための要領や、BIM/CIMの成果物の要件を定めた「3次元モデル成果物作成要領」を新たに制定している。
構造物工(橋脚・橋台)は、レーザスキャナなどの3次元計測技術を起工測量、契約図書照査、出来高管理、出来形管理、出来形検査に活用。計測作業の効率化や高所作業の省略による安全性の向上を実現する。新規で制定した要領で21年度に10件程度を試行し、22年度から本格導入する。
BIM/CIMについては、詳細設計業務で作成した3次元モデルを施工段階に活用するため、成果物として納品する際の詳細度や属性情報を規定する。21年度に発注する道路土工・山岳トンネル・橋梁・河川(樋門・樋管)の詳細設計業務で、要領に沿った成果物の納品を求める。
この他、「土木工事等の情報共有システム活用ガイドライン」を改定し、情報共有システムに「遠隔臨場支援機能」を追加することを推奨。オンライン電子納品の本運用に向け、情報共有システムに納品データ統合機能の要件も定めた。
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