名高速21年度事業 都心アクセス 86億
2021/4/22 中部
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名古屋高速都心アクセス名駅ランプのイメージ模型
名古屋高速道路公社は、2021年度の事業として、総額1256億円(前年度比6・1%増)、このうち建設費に86億円(前年度比514・3%増)を投入し、都心アクセス関連事業を推進する。管理事業では1140億円(同2・4%減)を投じ、大規模修繕工事や道路構造物の点検などに取り組む。5月1日から新料金体系に移行する節目の年となり、アクセス向上とともに、さらなる安全安心の取り組みを推進する。
建設費のうち一般管理費などを除いた予算は81億円(同590・8%増)となった。建設費は約7倍に増額。都心アクセス関連事業の新洲崎、黄金地区の地下埋設物移設工事、用地取得などの事業が本格化する。この他、栄地区の栄出入り口、丸田町JCT西渡り線・南渡り線の新設に向けては、21年3月に都市計画決定がなされ早期事業化に向けて手続きを進める予定だ。
管理事業費のうち、維持改良費は271億円(同2・2%減)で、大規模修繕工事として、都心環状線、楠線、東山線、大高線、万場線の工事を継続して進める。
都心アクセス関連事業のうち、新洲崎地区については、20年度に「市道高速1号他新洲崎工区改築事業」を技術提案・交渉方式(設計交渉・施工タイプ)で公告を行い、大林組を代表とする異工種JV(8社構成)を20年12月に優先交渉権者にとして選定、21年3月に実施設計の契約締結、設計終了後、22年度以降に工事に係る価格交渉を行った上で工事契約する。工事参考価格は約300億円(税抜き)。
黄金出入口フルインターチェンジ化に向けては、20年度に整備計画変更許可、事業認可取得。上部概略・下部詳細設計を出口と入口の2件に分けて4月15日契約締結した。出口が復建技術コンサルタント名古屋事務所、入口が中部復建。業務期間は22年9月30日を予定。
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