農水省の補正予算 盛土危険個所で対策
2021/11/19
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農林水産省は、2021年度補正予算の重点事項を明らかにした。公共事業では、防災・減災、国土強靱(きょうじん)化を推進するため、農業用ダムの洪水調節機能の浄化、防災重点農業用ため池の劣化状況評価、防災工事を支援。静岡県熱海市の土石流災害を踏まえ、盛土の危険個所の詳細調査や応急対策工事の実施を支援する。
11月19日に開かれた自民党の部会に報告した。公共事業では、農地中間管理事業の重点実地区域で、農地の大区画化や排水対策を実施する。ウッドショックへの対応として、木材の供給力を増大するための乾燥施設の能力向上、国産製品への転換促進などを支援する。
防災・減災、国土強靱化の関連では、農業用ダムなど農業水利施設の整備、水田の貯留機能の向上、防災重点農業用ため池の防災工事などを推進。森林の防災・保水機能を高めるため、山地災害危険地域や氾濫した河川の上流域で流木・土石流・山腹崩壊の抑制対策を実施する。
政府の21年度補正予算は、11月中に閣議決定され、年内の臨時国会で成立する見通しだ。
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