兵庫県 西宮総合医療センターなどの基本設計内容を公表
2021/11/22 大阪
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(仮称)西宮総合医療センター完成予想図
兵庫県は、県立西宮病院と西宮市立中央病院を統合再編する(仮称)西宮総合医療センター新病院棟を鉄骨造11階建て塔屋1階付き延べ5万4555平方bとした基本設計の概要をまとめた。今後は実施設計を進め、2022年度中に建設工事を発注し、25年度の開院を目指す。
その他関連施設は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ1228平方bの放射線治療棟、鉄骨造2階建て延べ382平方bの救急ワークステーション棟を整備する。
新病院の病床数は552床(一般病床544床、精神病床8床)で、診療科目は35。敷地面積は2万6000平方b。建設地はアサヒビール西宮工場跡地の兵庫県西宮市津門大塚町。
概算事業費は386億円で、このうち建設工事費は247億円、用地費は55億円、設計監理費は14億円。
特長は、増築スペースを確保して将来に柔軟な改修が可能な設計の他、免震構造や浸水対策(敷地のかさ上げなど)といった災害にも対応している。
設計は佐藤総合計画(大阪市中央区)が担当。
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