明治大学 生田C新校舎、フジタで着工
2023/5/1 神奈川
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完成イメージ。教室の他、図書館やラーニングコモンズを設置する
【川崎】学校法人明治大学(東京都千代田区神田駿河台1ノ1ノ1他)は、「生田キャンパス第二中央校舎(仮称)」新築の指名競争入札を行い、施工者にフジタ東京支店(東京都新宿区)を選定した。建築工事は2024年12月末まで実施。25年2月から外構工事や解体工事、既存施設の改修を行い、26年3月に工事が完了する。
第二中央校舎は生田図書館の北側隣接地に建設する。規模は鉄筋コンクリート造6階建て延べ約1万3119平方b。1〜3階には図書館(延べ4700平方b)を配置し、4〜6階には第一校舎1号館と第二校舎2号館、第二校舎5号館の教室を集約して整備する。この他、ラーニングコモンズ(延べ1600平方b)やテラス、ギャラリー、カフェを設置。3階はブリッジにより、隣接する中央校舎と接続する。
「学びの空間をつなぐ」のコンセプトの下、中央の吹き抜け部分を「センターコモンズ」として、教室と図書館、ラーニングコモンズの融合を演出する。
環境への配慮として、自然エネルギーの活用と省エネルギーにより、消費エネルギーの50%削減を目指す。日射による室内の温度上昇を防ぐため、奥行きのあるテラスを設置し、壁面には低放射ガラスを採用する。
外構工事では、キャンパスの南北をつなぐアカデミックモールと東西をつなぐキャンパスモールを整備。3カ所に広場を設ける。
解体工事の対象は第二校舎2号館と生田図書館の地上部。2棟の規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ7810平方b。
設計は日建設計(東京都千代田区)が担当。
建設地は川崎市多摩区東三田1ノ1ノ1。
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