学校施設整備に2333億円 文科省の補正案
2023/11/15
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文部科学省は、2023年度補正予算案で、学校施設整備に2333億円を計上した。内訳は公立学校・社会体育施設が1558億円、国立大学・高専が603億円、私立学校が98億円、独立行政法人が74億円となっている。
公立学校施設の整備では、学校施設の老朽化対策や非構造部材の耐震対策、避難所としての防災機能強化を推進。脱炭素化に向けて断熱性能の向上やLED照明への取り替え、高効率空調の導入も進める。
私立学校施設については、耐震化促進に45億円、エアコン設置などの施設環境改善整備に54億円、教育・研究用の設備などの導入に10億円を計上し、私立学校の施設整備を後押しする。
国立大学・高専については、施設の耐震対策や防災機能の強化、老朽改善、ライフライン更新などを進める。高度な情報通信環境や、オンラインとリアルのハイブリッド授業が可能な教育環境など、特に大学から要望のあった優先度の高い施設整備を支援していく。
この他、文化財の強靱(きょうじん)化にも185億円を盛った。国指定の文化財について、構造安全性を確保するための保存修理や耐震診断、補強工事、消火栓などの整備を補助する。
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