特定技能2号評価試験 12月8日に受付開始
2023/11/24
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建設技能人材機構(JAC)は、外国人が日本で働くための在留資格「特定技能1、2号」のうち、2号評価試験の試験日程を決めた。初回は2024年1月15日にJACテストオフィス(東京都)で実施する。このため12月8日に申し込み受け付けを始める。特定技能1号の初認定者の在留期限が来秋に迫っており、評価試験による2号移行という新たな道筋をつけた。
2号評価試験は原則的に、東京会場4回、大阪会場2回、地方会場2回の月8回程度のペースで実施する。1月については15、22、29日の3回を東京で、24、25日の2回を大阪(大阪府立労働センター)で、31日の1回を愛媛(愛媛県男女共同参画センター)で行う。希望者は、日程、会場、試験区分(2号土木、2号建築、2号ライフライン・設備)を選んで、その月に1回のみ受験できる。
試験内容は1号評価試験と比べ、職長教育に関する内容を追加した他、設問に使う日本語の単語や文法、技術的な問いの難度を高めた形となっている。
試験日程、申し込みの要領、テキストはJACのホームページ(https://jac-skill.or.jp/exam/)へ11月24日午前7時に掲示する。
建設業での特定技能の在留資格は、1号の初認定者が19年9月に誕生してから、24年9月で在留期限の丸5年が経過する。2号になるためには、職長としての実務経験(建設キャリアアップシステムのレベル3相当以上)と、技能検定1級または2号評価試験に合格することが必須条件となる。
1号評価試験については、建設分野の業務区分が「土木」「建築」「ライフライン・設備」の三つに再編されて以降、初の海外試験を7月からインドネシアとフィリピンで実施中。引き続き12月からバングラデシュ、カンボジア、インド、モンゴル、スリランカ、タイ、ウズベキスタンの7カ国でも行う。試験の予約受付は11月29日10時ごろに開始する。詳細はホームページ(https://www.prometric-jp.com/ssw/test_list/archives/10)に掲載する。ミャンマー、ネパールの2カ国も準備が整い次第、実施する。
特定技能の在留資格は2号の対象分野が拡大され、今後、産業間の人材獲得競争が激しくなると予想される。日本の建設業で働きたい外国人材の確保につながる環境整備が急がれる。
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