三菱地所、TBS 赤坂二・六が着工
2024/3/25 東京
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完成イメージ(左が東街区)
【港】三菱地所(千代田区)とTBSホールディングス(港区)の共同事業となる国際新赤坂ビル建て替え事業「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画」が3月中旬に着工した。施工は東街区を鹿島東京建築支店(港区)、西街区を大林組東京本店(港区)が担当。2028年3月の施設完成、同年10月の全体完成を目指す。
東街区の規模は、地下4階地上40階建て延べ16万7650平方bで、高さは207bを見込む。用途はオフィス、店舗、インキュベーション施設など。設計は三菱地所設計(千代田区)が担当。
西街区は地下3階地上18階建て延べ3万8150平方b。用途はホテル(1万2000平方b)、劇場・ホール(1万1000平方b)、店舗、駐車場など。設計は全体を三菱地所設計、ホテルを観光企画設計社(港区)、劇場・ホールを久米設計(江東区)が担当している。
地下2階〜地上にかけて、駅とまちの境界を感じさせない駅前空間やにぎわい・交流の場となる広場(4900平方b)を整備し、東京メトロ千代田線の赤坂駅に直結させる。エレベーターやエスカレーターも整備する。
入居するホテルは国際水準のハイグレード仕様。プロジェクトでは、空港リムジンバスや観光周遊バスを受け入れるバス乗降場も備える。また、老朽化した地域冷暖房の再整備により、効率的な面的エネルギーネットワークを強化。高効率のコージェネレーションシステムや太陽光発電などの再生可能エネルギー由来の電力利用を推進し、CASBEEのSランク取得を目指す。
防災への対応として、帰宅困難者を受け入れる一時滞在施設(合計1100平方b、650人収容可能)と防災備蓄倉庫(100平方b、650人分)を、屋外には、災害時の一時待機場所(合計1500平方b)の整備も見込む。
建設地は、港区赤坂2ノ14、6ノ1の各一部。敷地面積は東街区が8762平方b、西街区が5415平方b。
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