川崎市 清水台・小倉西住宅建て替えへ設計
2024/4/15 神奈川
いいね | ツイート | |||
0 |
清水台住宅の完成イメージ
川崎市は、清水台住宅と小倉西住宅の建て替えに向けた設計に着手した。清水台住宅をポロスデザインシステム(川崎市麻生区)、小倉西住宅を田設計事務所(川崎市川崎区)に委託した。履行期限はいずれも2025年3月14日まで。25年度に既存棟の解体工事、26年度に新築工事に着手する予定だが、実施設計の進捗に応じてスケジュールは前後する可能性がある。
清水台住宅は既存1〜3号棟を解体して新1号棟を建設する1期工区と、4〜5号棟を解体して新2号棟を建設する2期工区に分けて建て替える計画。先行して1期工区の新築・解体設計を行う。
新棟は鉄筋コンクリート造5階建て延べ約3800平方b、1K40戸、2DK30戸、3DK5戸の計75戸を想定。棟内には集会所を併設し、エレベーターを1台整備する。基本計画の策定はランドブレイン横浜事務所(横浜市金沢区)が担当した。
解体する既存棟はいずれも鉄筋コンクリート造5階建てで、1号棟と2号棟は延べ1524平方bの30戸、3号棟は延べ2032平方bの40戸。既存の集会所(鉄骨造平屋99平方b)は2期工区にあるため、1期工区に新たな集会所が完成してから解体する予定だ。
所在地は宮前区菅生4ノ1440ノ1他。
小倉西住宅は既存1〜3号棟と集会所を建て替え、1棟に集約する。新棟は鉄筋コンクリート造5階建て延べ約5000平方b、1Kが50戸、2DKが44戸、3DKが15戸、1DK(車いす)1戸の計110戸を計画。同様に棟内に集会所を併設し、エレベーターを1台整備する。基本計画の策定は山手総合計画研究所(横浜市中区)が担当した。
解体する既存棟はいずれも鉄筋コンクリート造で、1号棟が4階建て延べ1485平方bの32戸、2号棟が4階建て延べ1114平方bの24戸、3号棟が5階建て延べ2320平方bの50戸、集会所が鉄骨造平屋73平方b。
所在地は幸区小倉1630ノ7他。
この年の川崎市の発注予定案件 | この年の川崎市予算情報 |
特集コーナー
このコーナーでは、入札情報関連の話題や建設業界注目の情報、工事ニュースなどを取り上げます。