三井不動産 箱根にホテルを新築へ
2024/4/26 神奈川
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完成イメージ
【箱根】三井不動産(東京都中央区日本橋室町2ノ1ノ1)は、箱根エリアでホテル「神奈川県足柄下郡箱根町計画」を新築し、早ければ2026年度に開業する。施設の建設地や規模、設計者・施工者といった詳細は非公表。
同社のホテル・リゾート事業では「ザ セレスティンホテルズ」「三井ガーデンホテルズ」「sequence」をメインブランドとして展開。神奈川県内では23年5月、みなとみらい21中央地区37街区の超高層ビル「横浜コネクトスクエア」内に神奈川県初の「三井ガーデンホテルズ」ブランドとして「三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア」がオープンした。
また、近年は観光地やリゾートを中心に海外のラグジュアリーブランドと連携して高級ホテルを開発している。20年にはマリオット・インターナショナルの最高峰ブランド「ラグジュアリーコレクション」として二条城近くで「HOTEL THE MITSUI KYOTO」(京都市中京区)を開業。17世紀末から20世紀後半まで三井総領家が所有した土地を開発し、フラッグシップ施設と位置付ける。客室面積は平均50平方b以上、共有部では1703年創建の梶井宮門をエントランスに使用し、日本庭園を設けるなど、高級感を演出し、宿泊料は1泊20万円を超える。
箱根エリアでは同社の他にも、ウェルス・マネジメント(東京都港区)が外資系高級ホテル「箱根強羅シックスセンシズ」「バンヤンツリー・芦ノ湖 箱根」を開発。星野リゾート(長野県軽井沢町)はコテージ型のホテル「(仮称)箱根仙石原宿泊施設プロジェクト」の計画を推進している。
県の24年地価公示では「観光客数の回復による商況の改善が見られているが、宿泊者数については回復途中」と指摘していたが、宿泊施設の拡充により国内外の観光需要の高まりが期待される。
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