【愛知県】オリナス一宮「夢を織りなすつどいの場」が完成　7月以降一般へ貸出しも｜建設ニュース　入札情報、落札情報、建設会社の情報は建通新聞社　中央

　このたび、平成27年9月より改修を進めてまいりました旧西分庁舎の工事が平成28年3月末に完了いたしました。
同時に公園や屋外トイレの整備も完了し、これをもって平成23年10月に始まりました当市の新庁舎整備事業はすべて完了しました。
旧西分庁舎は、元々、現在の三菱東京UFJ銀行の前身の一つである旧名古屋銀行一宮支店として大正13年に竣工したクラシックな銀行建築です。設計を行った鈴木貞次は鶴舞公園の奏楽堂や松坂屋本店などの設計を行い「名古屋をつくった建築家」と呼ばれています。
このたびの改修工事は、できる限り大正13年当時の姿を再現するように行いました。外観も内装も当時の荘重な建築様式をお楽しみいただけるものとなっております。
また、広く一般よりこの建物の愛称の募集を行い、平成27年12月の選定委員会において、『オリナス一宮』と命名していただきました。
『オリナス一宮』は、多目的イベントスペースや会議室などを有しており、本年7月以降、一般への貸出しを行う予定です。市民の皆様の「夢を織りなすつどいの場」として活用していただき、皆様に愛され親しまれる施設となるよう努めてまいります。