社会福祉法人 三和会(浜松市南区田尻1167、松本行雄理事長)の「宇布見の里」が浜名湖の東、浜松市西区雄踏町宇布見地内に完成した。
建設場所は、田園風景が見渡せる自然豊かな環境。大規模な施設のためエレベーター(2基)の設置など、利用する人が使い易い施設となるように多くの配慮がされている。
地域の福祉環境向上に向け、特別養護老人ホーム(70床)や居宅介護支援事業・通所介護事業などを展開する施設として各方面から完成が待ち望まれていた。
社会福祉法人 三和会理事長 松本行雄
社会福祉法人三和会は昭和48年9月13日に法人設立認可を受け、昭和49年4月に養護老人ホームを最初に設立し、以来、デイサービス、有料老人ホーム、および特別養護老人ホームと介護保険制度への移行およびニーズの変化に合わせ順次運営をしてまいりました。
昨今の高齢者を取巻く環境は、高齢者人口の増加に伴い、独居高齢者や認知症高齢者の増加、又、地域においての相互扶助機能の低下等々、さまざまな問題点を抱えています。
この度、4月にオープンする「宇布見の里」は、高齢者の尊厳をまもる「ユニット型特養」、通所して日常生活の自立を助ける「デイサービス」、知的障害者の方と共生できる「グループホーム」、地域住民が自由に出入りできる「ふれあいサロン」、および介護予防・生活支援の「総合事業」を実施してまいります。
長年の多様な老人ホームの運営経験を生かし、将来に亘り福祉サービスが途切れることのないよう安定経営に心掛け、社会福祉法人として地域の皆さまの信頼と期待に応えて参ります。