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 【神奈川】今田遊水地、上部公園利用へ地元協議 県(7/11)

  神奈川県県土整備部は、境川の総合治水対策事業の一環として進める今田遊水地の新設で2007年度、一部で残る用地の買収と、上部の公園利用に向けた藤沢市や横浜市など地元関係者との協議を重点的に進める。現段階で詳細設計の着手時期は未定だが、用地買収の進捗が約9割に達しているため、今後の用地交渉と公園計画の検討の進捗を踏まえて委託する方針だ。担当は県藤沢土木事務所。
 境川の遊水地は、都市化の進展で保水・遊水機能が減少した境川流域を水害から守るため、時間雨量50_bに対応した河道改修と併せて整備するもの。
 横浜市営地下鉄と相鉄いずみ野線が境川を渡る直下流に、上流から今田遊水地(藤沢市今田)、下飯田遊水地(横浜市泉区下飯田町)、俣野遊水地(横浜市戸塚区俣野町)の三つの遊水地を配置する。すでに俣野遊水地(面積7f、貯留量21万d)と下飯田遊水地(面積15f、貯留量45万d)は完成済み。
 今田遊水地の想定面積は8f。遊水地の周りを取り囲む周囲堤、周囲堤に水を取り込む一段低い越流堤を整備するとともに、エリア内を約3b掘削することで、約24万dを貯留する計画。
 用地買収が面積ベースで約9割に達したことから、07年度は残る用地交渉を重点的に進める。並行して都市公園としての上部利用に向け、配置する機能などについて藤沢市や横浜市など地元との協議を詰める。
 これらの進捗状況を踏まえて詳細設計を委託する。現段階で委託時期は未定。設計の中で、堤防の高さや延長などを固めるとともに、施工手順などについても検討する。
 三つの遊水地の上部は「県立境川遊水地公園」として利用する。多目的広場やビオトープなどを配置した俣野遊水地の公園が8月4日にオープンする予定。
 また、同部では、時間雨量50_bに対応するための今田遊水地整備の完了後、治水目標を60_bに上げることを想定。特定都市河川浸水被害対策法に基づく特定都市河川と流域の指定を目指し、流域の市町などとの調整や調査も並行して進めている。

(2007/7/11)
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