建設業界ニュース神奈川版 |
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建通新聞のネットワークから、毎日最新の建設ニュースをお届けいたします。 ■ 【神奈川】井田病院基本設計、山下設計を特定 川崎市(8/8) ■ 川崎市は8月7日、市立井田病院改築の基本設計の公募型プロポーザルで、山下設計(東京都中央区)を最優秀者として特定したと発表した。徹底的なコスト削減と工期短縮や、機能や仮設通路などの配置換えが最低限になる施工手順、鋼管コンクリート構法(CFT構法)による長スパン構造の提案などを評価した。近く契約を締結し、基本設計に着手する。2008年度に実施設計を行い、09年7月から段階的に工事を進め、14年9月までにすべての工事を完了させる計画だ。 今回のプロポーザルには11者が応募。一次審査により、山下設計、久米設計、共同建築設計事務所、日本設計、伊藤喜三郎建築研究所・三菱地所設計JVの5者を絞り込んだ。この後、5者を対象にヒアリングを実施し、山下設計を最優秀者、久米設計を優秀者(次点)にそれぞれ選んだ。 井田病院(中原区井田2ノ27ノ1)は現在、1号棟と2号東棟・西棟、3号棟、緩和ケア病棟で構成し、建物の延べ床面積は3万1600平方b。このほか、敷地内に看護職員宿舎や日本赤十字血液センターがある。既存の緩和ケア病棟20床を除く施設を解体・除却し、建て替える。 山下設計の提案は、新築する建物の本体を敷地の南寄りにまとめ、3号棟は地下を残して駐車場に改修する点が特徴。最終的な延べ床面積を2万8800平方bとし、コスト削減と工期短縮を目指した。 施工手順ではまず、血液センター棟の解体後、跡地にエネルギーセンターや厨房などを備えた新築棟を第1期工事として建設する。この後、第2期工事として2号棟東と1号棟を解体して本体を建設する。第1期工事の新築棟には当面、エネルギーセンターや外来などの機能だけを持たせ、手術部や病棟の一部は躯体のみとし、2期工事ですべてを仕上げることを想定する。 メーンの施設として運営している3号棟を最後まで残すことで、施工中の仮設通路や機能の移設などを最低限にする。また、3号棟の地下を利用した駐車場の地上部を新たな緑地として整備し、既存の緑地との連続性を持たせることも評価した。 このほか、鋼管内に高強度コンクリートを充てん、高い構造耐力と長スパン化を可能にするCFT構法の提案▽将来の更新を見据えた柔軟な設備配置計画▽自然エネルギーの利用などによるライフサイクルコストの節減▽CASBEEのSクラスを目標とすること―なども高い評価を得た。 現在、建て替えに伴う環境影響評価調査を進めており、これに合わせて基本設計を行う。08年度に実施設計を行い、09年7月に着工。14年9月までにすべての工事を完了させる予定だ。 (2007/8/8) |
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