浜松市内の医療を支える看護師を養成する「浜松市立看護専門学校」が竣工した。
1974年開校の旧校舎が老朽化し、看護の多様化への対応や設備の近代化、充実を目的に建て替えた。新校舎は、階段式の講義室、在宅看護を想定した実習室や母子実習室を備えるなど学習環境が向上した施設内容となっている。
将来の地域医療を担う優秀な看護師の育成施設として注目を集めている。
在宅看護を想定した実習室整備
浜松市長 鈴木 康友
浜松市立看護専門学校は、校舎の老朽化等に伴い2017年8月から建設工事を進め、この度、竣工を迎えることができました。
本工事の施工に際し、地域の皆様をはじめ、関係の皆様方から多大なご理解とご協力を賜りましたことを深く感謝申し上げます。
新校舎は多様化する看護や各年齢層に対応するため実習室を複数整備し、在宅での看護を想定した実習室や母子実習室なども設けられています。さらに、図書室や自習スペースも充実させ、学生の学習環境を整えました。
建物は、温かみのある明るい室内環境でユニバーサルデザインに配慮し、LED照明の採用による省エネルギー化に努めております。
看護学校には?専門的な識・技術に加え、患者様への関わり方など、幅広い能力を備えた質の高い看護師を養成することが求められます。
今後もこの学校が、地域医療を支える優秀な看護師を育成する役割を果たすことを大いに期待しております。