フリーソフト主義 ＝第27回＝Googleから提供されている様々なフリーソフト(後編)
今回で27回目を迎える「フリーソフト主義」ですが、今回が最終回となります。長い間、ありがとうございました。最終回は2回に分けて紹介している、Googleから提供されている高性能なフリーソフトやウエブサービスの後編です。
◎様々なパソコンや携帯電話から入力することができる「Googleカレンダー」
http://www.google.com/calendar/
インターネット上で予定表を入力することができるGoogleカレンダー。アカウントを取れば、簡単に利用することができるうえ、インターネットに繋がっているパソコンであれば、どこからでも入力することができます。また、携帯電話からも入力･閲覧することができますので、外出先からでも予定を確認することができます。
さらに、複数人数で予定を共有することができるので、複数人数の空いている時間帯が一目で確認することができます。
◎ブログやニュースなどの更新をまとめて見ることができる「Googleリーダー」
http://www.google.com/reader/
RSS(Rich Site Summary)とは、Webサイトのニュースやブログの見出しや本文を抽出したXMLベースのフォーマット言語のことを言います。GoogleリーダーのようなRSSリーダーを用いれば、見たいサイトをメールのように一覧で見ることができます。また、既読･未読も管理できるので、未読のあるサイトを簡単に見分けることができます。
◎インターネット上でExcelファイルなどを編集することができる「Googleドキュメント」
http://docs.google.com/
ウェブ上でExcelやWordファイルを編集することができるMicrosoftOfficeと互換性の高いオフィスソフトで、編集中のファイルもウェブ上に保存することができます。保存したファイルは共有することや公開することも可能です。
◎フリーとは思えぬ高性能な3次元CADソフト「GoogleSketchUp」
http://www.google.com/intl/ja/sketchup/
最後の紹介は、高性能で操作が簡単な3次元CADソフト「Googleスケッチアップ」。建築業界でも需要が高まっていて、土木業界でも有効に活用することができます。AutoCADやJWCADなど、既存の2次元図面をインポートすることができるため、なぞるだけで面を作ることができ、プッシュ/プルや移動・コピーなどで簡単に3Dを描くことができます。
下記のような3次元データを簡単に書くことができます。
http://image.blog.livedoor.jp/const/imgs/d/d/ddd5d5a8.jpg
詳細はこちら(現場主義サイト内)
土木技術者のためのGoogleスケッチアップ入門(1.インストール)
http://const.livedoor.biz/archives/51592343.html
土木技術者のためのGoogleスケッチアップ入門(2.AutoCAD図面のインポート)
http://const.livedoor.biz/archives/51592851.html
土木技術者のためのGoogleスケッチアップ入門(3.プッシュ/プルを使って橋脚を描く)
http://const.livedoor.biz/archives/51593525.html
他にもGoogleから便利なウェブサービスが提供されていますし、フリーソフトであれば無数と言っても過言でないほどインターネットで入手することができます。
知っているか、いないかで、同じ作業を行うのでも、労力が大きく異なります。第1回目にも書かせていただきましたが、｢こんなことができるソフトがあれば便利だなぁ！｣と思うソフトは､私の経験上ほとんどインターネット上に存在します｡｢こんなソフトがあればなぁ｣を思ったら､一度手を休めて､是非探してみてください｡一部には悪意を持ったソフトも出回っていますが､先述したように利用方法さえ間違えなければ､フリーソフトの利用は問題ありません。
注意：会社の規定などで､フリーソフトのインストールが禁止されている場合は､利用できません。
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執筆者プロフィール
「現場主義（建設現場情報サイト）」 山政睦実
