M&Aに積極的 建設でも21・4%に実績
2012/11/27
会社の成長に向け、M&Aへの積極的な姿勢を見せる企業が増えている。上場企業と従業員300人以上の非上場企業、計5000社(各約2500社)を対象に行った日本能率協会の調査によると、14・4%の企業が3年前と比べM&Aへの投資額を増やした。また現在から3年後では29・6%が投資を増やす見込みだ。
実際に2008年以降にM&Aを実施した企業の割合は全体の34・7%。建設業でも21・4%がM&Aを行っていた。目的は「販路・市場拡大」(70・5%)、「新分野・新事業への進出」(36・8%)、「技術力・研究開発体制の強化」(22・6%)など。「原材料・資源の確保」「既存事業の販路・市場拡大」をはじめ、ほとんどの項目でおおむね成果が出ているようだ。