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土木学会『インフラメンテ表彰制度』を創設

2021/8/16 

土木学会(谷口博昭会長)のインフラメンテナンス総合委員会(同委員長)は、『インフラメンテナンス分野の表彰制度』を創設し、インフラメンテナンス賞を設けた。インフラメンテナンスに関連する優れたプロジェクト(事業)、人・団体(技術者、オペレーター、管理者など)、個別要素技術(点検・診断、施工方法、材料など)および論文(実践的研究)を評価する。学会の土木広報センターは「社会インフラの高経年化が進み、社会情勢が変化していく中で、われわれが安全で豊かな生活を享受するためには多くの人が知恵を絞って、社会インフラをメンテナンス、マネジメントしていく必要がある。(この賞を)インフラメンテナンスに携わる関係者のインセンティブを高め、広く一般市民にもインフラメンテナンスへの関心を持ってもらうきっかけにしたい」と話している。
 この賞は@インフラメンテナンスプロジェクトAインフラメンテナンスチャレンジ賞Bインフラメンテナンスエキスパート、インフラメンテナンスマイスター賞Cインフラメンテナンス実践研究論文賞Dインフラメンテナンス特別賞―の五つの賞で構成。応募は推薦または自薦とし、土木学会会員資格の有無は問わない。
 選考はインフラメンテナンス総合委員会が実施し、2021年度の表彰は22年3月14日〜15日に開催する予定の「インフラメンテナンスシンポジウム」で行う。被表彰者には賞状と副賞を贈る。応募の締め切りは21年10月29日午後5時必着。
 各賞の選考対象とその範囲は次の通り。
■インフラメンテナンスプロジェクト賞−インフラメンテナンスにより地域のインフラの機能維持・向上に顕著な貢献をなし、地域社会の社会・経済・生活の改善に寄与したと認められるプロジェクト(マネジメント、ビジネスモデル、制度設計などに関連する総合的なプロジェクトを含む)※プロジェクトの行われた時期は問わない▽提出先URL:https://committees.jsce.or.jp/maintesogo02/node/7
■インフラメンテナンスチャレンジ賞−▽点検・診断、設計、施工・マネジメント等の個別または組合せ技術を駆使し、地域のインフラメンテナンスに寄与した取り組み▽創意工夫によりインフラメンテナンスに対する管理者、市民などステークホルダーの意識の向上が認められた取り組み(市民協働、人材育成などを含む)▽提出先URL:https://committees.jsce.or.jp/maintesogo02/node/8
■インフラメンテナンスエキスパート賞・インフラメンテナンスマイスター賞−▽独自の技能・技術を駆使することによりインフラメンテナンスの発展に貢献があった個人または団体▽長年にわたる事業実施、研究または技術開発等の活動を通してインフラメンテナンスの発展に貢献があった個人または団体▽提出先URL:https://committees.jsce.or.jp/maintesogo02/node/9
■インフラメンテナンス実践研究論文賞など−インフラメンテナンス実践研究論文集の募集案内を参照▽提出先URL:https://committees.jsce.or.jp/maintesogo03/node/7
■インフラメンテナンス特別賞−インフラメンテナンス特別賞は、選考の過程で特に表彰すべき事案について授与する場合がある

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