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西尾市 生涯学習C実施設計着手へ

2024/4/15 中部

生涯学習センター整備イメージ

生涯学習センター整備イメージ

西尾市は、「中央ふれあいセンター」と「にしお市民活動センター・アクティにしお」を統廃合して、多目的な複合施設「生涯学習センター(仮称)」の建設事業を進めている。
 2023年9月に斎藤信吾建築設計事務所(横浜市港北区)を最優秀案に選定し、ワークショップや設計協議など基に設計案を作成。今後実施設計に着手するため、設計案に対しパブリックコメントを行った。
 パブリックコメントの中で設計案に対し、工作室や調理室などの設置を希望するコメントが多く寄せられたことから、当初予定の工事費状況を踏まえながら、貸室内で工作・簡易な調理が可能な流しの設置について検討すると回答した。
 また、新施設中央部に位置する西尾公園に対し、水遊び場やベンチかそれに代わるものの設置を検討するとした。
 その他、検討中の「こどもワクワク広場」で、水分補給エリアや見守りスペース、大型遊具に加え、子どもの成長段階に合わせた遊具、市の地域性を反映させた独自性のある遊び場など検討するとした。
 現在の設計案では、新施設は生涯学習センター(仮称)と屋根付き駐車場(4台分)、屋根付き駐輪場(35台程度)の3施設。構造はいずれも鉄骨造平屋建て。延べ床面積は、生涯学習センター(仮称)が2510平方b、駐車場が106平方b、駐輪場が54平方b。3施設の合計は2671平方b。
 敷地面積から建築物、駐車場、駐輪場などを除いた広場や通路、空地部分の公園面積が2842平方bで、中央ふれあいセンター跡地を除く屋根なし駐車場(60台程度)の面積が1222平方bとなっている。
 整備する諸室は、35〜200平方bの貸室が5室、ミーティングルームや収納庫含む事務室が5室、倉庫2室と男・女・車椅子トイレ。多世代交流広場(仮称)は、こどもワクワク広場425平方bと休憩スペースなど34平方b、30席程度の学習スペースで構成される。また、子ども・若者総合 相談センター「コンパス」や教育支援センター「あゆみ学級にしお」、多文化ルーム「KIBOU」、ほっとスペース(仮称)など。
 今後は、25年2月末までを実施設計期間とし、25年5〜6月に西尾公園テニスコート解体含む建設工事に着手。中央ふれあいセンターの解体や跡地駐車場の設計業務を発注していく。
 26年8月にかけて生涯学習センター(仮称)の建築・設備・外構工事を行い、26年10月に一部供用を開始する。10月から27年2月にかけて中央ふれあいセンターの解体と駐車場整備工事を行い、27年4月からの供用開始を見込んでいる。
 現時点での事業費内訳は、設計・工事監理費で1億5871万円、解体・外構・駐車場含む建築工事費で20億3395万円、地質調査など各種調査・設計者選定支援、備品購入に1億5334万円の概算総事業費23億4600万円となっている。

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