セリオ　本社ビルＣＲＴ建築で建て替えへ｜建設ニュース　入札情報、落札情報、建設会社の情報は建通新聞社

木造の本社ビル完成イメージ

【岡山市中区】ソフト開発企業のセリオ（岡山市中区原尾島３ノ16ノ４）は、同所の本社ビルを建て替える。県産木材のＣＬＴを全面的に使用した持続可能な本社ビルを新築する。
　規模は木造２階建てで複数棟の外観となり、総延べ床面積については現段階では非公表としている。敷地面積は駐車場を含めて１２００平方�b程度あり、用途地域が近隣商業地域で建ぺい率80％、容積率２００％が適用される地域のため、限度枠の延べ床面積は２４００平方�b程度となるが、駐車場をそのまま活用する場合は、延べ床面積が縮小する見込み。
　設備面では、ソーラーパネル、蓄電設備、EＶ充電設備を設置する他、セキュリティを高めたプロジェクトルームなど役２５０人収容可能なオフィスとする。
　新本社ビルの施工は、荒木組（岡山市北区）と銘建工業（真庭市）の施工で７月に建築工事に着手、２０２５年３月に完成する予定。
　設計は島田治男建築設計事務所（香川県宇多津町）が担当している。
　なお、解体する既存の本社ビルは、３階建て延べ約１５６３平方�bで、荒木組（岡山市北区）の施工で４月中に解体工事に着手、６月末までに完了する予定。