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目黒区 自由が丘東地区は25年度に都決へ

2024/4/18 東京

完成予想パース※パースは計画中のものであり、変更になる可能性あり

完成予想パース※パースは計画中のものであり、変更になる可能性あり

目黒区は、自由が丘駅周辺地区の再開発事業のうち「自由が丘東地区」について、都市計画の手続きを開始する。同地区の再開発準備組合がこのほど取りまとめた提案書の方向性を、目黒区が適切と判断した。2025年度の都市計画決定を目指す。
 対象地区の所在地は自由が丘1ノ10〜13。区域面積は約0・9f。公園や広場などを整備し、計画容積率を650%へと拡充。公共施設では、都市計画道路補助第46号線を拡幅する他、東急大井町線・自由が丘駅北側の多目的広場(約250平方b)の新設、広場1号(約850平方b)と広場2号(約120平方b)を整備し、区画道路2号(延長約80b)の幅員6bへの拡幅、特殊街路(延長70b、幅員約4b)の既設道路を自転車歩行者または歩行者専用道路として再整備する。この他、地域利用駐輪場や公共トイレなども設ける。

再開発ビルは28年度の着工目指す

 また、自由が丘東地区市街地再開発準備組合が第一種市街地再開発事業で整備する再開発ビルは、高さ約95b、規模は地下3階地上25階建て延べ約6万2000平方bを見込む。主要用途は商業・業務、住宅、駐車場。戸数は約250戸。事業協力者は東急(渋谷区)と三菱地所(千代田区)。今後は25年度の都市計画決定の後、26年度に本組合を設立し、27年度に権利変換計画の認可を経て、28年度の工事着工、31年度の完成を目指す。
 まちの将来像は「緑とにぎわいあふれるウオーカブルな市街地環境の創出」。バリアフリーの歩行者空間整備や無電柱化を図るなど、駅と周辺地区の回遊性を向上させる。また地区内の約50%をパブリックスペースとすることで、イベントの実施の誘導など、にぎわいを創出し、植栽や建物への壁面緑化などにより緑を確保する。
 自由が丘駅周辺では、官民が一体となったまちづくりが進む。そのプラットフォームとして、都市再生推進法人のジェイ・スピリット(目黒区)が中心となり「自由が丘未来ビジョン」を23年2月に策定。多くの来街者が訪れる駅周辺で歩行者空間の創出や、緑装のまちづくり、老朽化した建物の更新や避難施設の整備といった防災力の強化などを盛り込んでいる。また、再開発では、「自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業」が鹿島(港区)の施工で23年11月に着工。26年7月の完成を目指す。この他「自由が丘駅前地区」は準備組合を設立し、取り組みを進めている。

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