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日本ゼオン 川崎工場に2・3万uの研究所

2024/4/24 神奈川

完成イメージ。秋の着工を目指す

完成イメージ。秋の着工を目指す

【川崎】日本ゼオン(東京都千代田区丸の内1ノ6ノ2)は、川崎工場・総合開発センターの敷地内で研究所「共創イノベーション施設」を新築する。設計者・施工者は非公表。秋の着工、2026年度の完成を目指す。オープンラボや共同作業スペースを設け、社内外の交流を促す。
 規模は8階建て延べ約2万3000平方b。約350人の従業員が勤務する。製造職と研究職のオフィスを同じフロアに配置するとともに、共同作業スペースや食堂を設置。組織横断型のコミュニケーションを促進する。
 また、近隣にキングスカイフロントをはじめライフサイエンス関連の研究所が集積し、羽田空港にも近い場所にあることから、世界中の顧客やスタートアップ企業との共同研究を想定。同社では最大規模のオープンラボを備えるという。
 研究対象は電池材料が中心。リチウムイオン電池の電極製造方法として商業化を進めているドライ成形技術などに取り組む。将来的にはその他の化学品の技術開発も対象として、各製品・技術の早期の事業化に向け、効率的に研究を進めていく。
 施設ではこの他、工場の操業管理を行う中央コントロール室や防災センターなどを整備。屋上には太陽光パネルを設置する。
 川崎工場・総合開発センターの所在地は川崎市川崎区夜光1ノ2ノ1の敷地約9f。「共創イノベーション施設」の敷地には約4000平方bを充てる。
 現在は既存建物を鹿島横浜支店(横浜市西区)の施工で解体している。規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨一部コンクリートブロック造2階建て延べ3035平方b。7月末に除却が完了する。

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