建設業は不調改善　３月の小企業動向｜建設ニュース　入札情報、落札情報、建設会社の情報は建通新聞社

日本政策金融公庫総合研究所の全国小企業月次動向調査によると、従業員20人未満の建設業の３月の売上（受注額）ＤＩ（前年同月と比べ売り上げが「増加」した企業の割合から、「減少」した企業の割合を引いた指数）はマイナス６・６で、２月と比べ７・５ポイント上昇した。４月はマイナス２・６に上向く見通し。
　建設業の他、製造業（従業員20人未満）、卸売業（同10人未満）など、同公庫の全国の取引先１５００社に対し、４月１日から８日にかけて調査した。回答率は85・４％だった。
　全業種の３月の売上ＤＩはプラス０・７で、２月と比べ８・３ポイント低下した。４月はプラス０・７と、横ばいに推移する見通し。
　業種別に見ると、製造業の３月の売上ＤＩはマイナス17・０。２月と比べマイナス幅が６・５ポイント開いた。４月はマイナス14・９に上向く見通し。
　一方、建設業を含む非製造業の３月実績の売上ＤＩはプラス２・７で、２月と比べ11・２ポイント低下した。４月はプラス２・５と横ばいの見通し。