港区 三田三・四丁目、既存解体着手
2019/5/16 東京
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解体する旧東急アパート
【港】三田三・四丁目地区市街地再開発組合(北島弘理事長)は、再開発ビル建設に先立つ解体工事を長谷工コーポレーション(港区)と大林組(港区)で開始した。2020年1月までに除却する。特定業務代行者は明らかになっていない。
解体する既存建物は次の通り。
▽旧東急アパート本館・別館―鉄筋コンクリート造地下1階地上12階建て延べ1万8399平方b。担当は長谷工コーポレーション
▽メゾンド聖坂―鉄筋コンクリート造7階建て延べ1623平方b。担当は長谷工コーポレーション
▽三田北島ビル―鉄骨造地下1階地上10階建て延べ1777平方b。担当は大林組
▽T邸―木造2階建て延べ115平方b。担当は大林組
▽大和地所三田ビル―鉄骨造地下1階地上10階建て延べ1405平方b。担当は大林組
▽第2三田朝日ビル―鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上6階建て延べ410平方b。担当は大林組
<田町駅周辺の企業集積機能強化>
同事業は港区三田3ノ11ノ2、同4ノ101ノ1他の約4fの再開発。オフィスビルや住宅を整備し、田町駅周辺の外国人・外資系企業集積機能を強化し、生活環境と歩行者ネットワークを向上させる。
敷地の東側、国道15号側「芝浦エリア」に業務・文化交流・商業などの複合棟を建設する。T街区の「複合棟1」が鉄骨鉄筋コンクリート造地下4階地上42階建て延べ20万0540平方b。U街区の「複合棟2」は鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上6階建て延べ7214平方bを予定。
敷地西側が「三田エリア」。聖坂に面するV街区に鉄筋コンクリート造地下1階地上9階建て延べ2万1500平方bの「住宅棟1」と、鉄筋コンクリート造地下2階地上4階建て延べ570平方bの「住宅棟2」を建設する。
三田エリアと芝浦エリアを連絡する歩行者デッキを整備し、敷地の高低差を歩行者通路で連続させる。
全体の完成予定は23年10月。
参加組合員は住友不動産、事業協力者は住友不動産と大林組。
設計は久米設計(江東区)が担当。
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