GLP ALFAKINK茨木２の外観イメージ
【茨木】日本ＧＬＰ（東京都中央区八重洲２ノ２ノ１）は、茨木市で延床面積約４万４０００平方㍍の大型物流施設「ＧＬＰ ＡＬＦＡＬＩＮＫ茨木２」に着工した。大規模面開発を通して新たな価値を提供する「ＡＬＦＡＬＩＮＫ」ブランドの第３弾である「ＧＬＰ ＡＬＦＡＬＩＮＫ茨木」の第２棟目だ。２０２４年７月の竣工を目指す。
規模は耐震造で４階建て延べ約４万４０００平方㍍のマルチテナント型物流施設。１・２階にバース、２階へつながるスロープを整備し、２層使い（１・４階、２・３階）が可能。１フロアの延床面積は約１万平方㍍。最大４テナントが入居できる。荷物用エレベーター４基、垂直搬送機を８基設置する他、２階にカフェテリアを整備する。ＢＣＰ面では、非常用発電機や防災センターを２階に設置することで、浸水や地震による停電などの災害に備えた設備設計を実施。また、環境への取り組みとして、屋上に自家消費型の太陽光パネルを導入する予定で、館内電力の一部を賄う。
「ＧＬＰ ＡＬＦＡＬＩＮＫ茨木」の建設地は南目垣・東野々宮地区の土地区画整理事業区域内の敷地約13万５０００平方㍍で、今年１月に着工した「ＧＬＰ ＡＬＦＡＬＩＮＫ茨木１」（延べ約16万５０００平方㍍）と、この度着工した「同２」、12月に着工予定の「同３」（延べ約12万平方㍍）の３棟の物流施設を建設する。
同地区は大阪府道14号沿いに位置し、名神高速道路、近畿自動車道、中国自動車道の結節点となる吹田ジャンクションから約６・２㌔の距離にある。
